Norton AntiVirus コマンドラインからスキャンを実行する方法
前回は、Symantec Antivirus Corporate Editionでコマンドラインからスキャンを実行する方法を調べました。
今回は、自宅で利用しているNorton AntiVirus 2006でコマンドラインからスキャンを実行する方法を調べてみました。
コマンドラインからのスキャンということで、ヘルプにそのものずばりが書いてありました。
- NAVW32 [[<パス名>] <オプション>] <パス名>
- ドライブ、フォルダ、ファイルまたはそれらの組み合わせをスキャンします。項目を組み合わせてスキャンしたい場合にはスペースで項目を区切ります。パス名を指定する場合にはワイルドカード文字を使います。
- /A
- A と B を除くすべてのドライブをスキャンします。
- /L
- A と B を除くすべてのローカルドライブをスキャンします。
- /S[+|-]
- パス名で指定したすべてのサブフォルダをスキャンします。
- /B[+|-]
- ブートレコードのスキャンをオン (+) またはオフ (-) にします。たとえば、NAVW32 A: /B または NAVW32 B: /B- と入力します。
- /BOOT
- すべてのハードディスクドライブのマスターブートレコードとブートレコードをスキャンし、リムーバブルドライブの指定があればそのドライブもスキャンします。
- /NORESULTS*1
- スキャン結果のレポートを画面に表示しません。
- /HEUR:[0|1|2|3]
- Bloodhound 感度を設定します。0 の場合は無効になります。
コマンドラインからメモリとファイル参照の感染ファイルを次のようにスキャンすることもできます。
- Navw32 /SESCAN
- メモリとファイル参照の感染ファイルを排他的にスキャンします。
- Navw32 /SE+
- オプション設定に関係なくメモリとファイル参照の感染ファイルをスキャンします。
- Navw32 /SE-
- オプション設定に関係なくメモリとファイル参照の感染ファイルをスキャンしません。
単純に、全ドライブのスキャンを実行するだけなら
> NAVW32 /L
で実行できます。
ただ、スキャンの方法はわかりましたが、スキャンの終了を検出する方法がわかりませんでした。
Corporate Editionのように、イベントログにも記録されないし・・・